第69回優駿牝馬

とにかく混戦である。

桜花賞が、12番人気-15番人気での決着。
その2頭ですら、オークスでは不人気。
ムズイ。

まず1番人気：リトルアマポーラ
父 アグネスタキオン　母<母の父> リトルハーモニー<コマンダーインチーフ>

前走の桜花賞は、やや後ろからの競馬、直線は上がり3Ｆ最速の34.3
大外枠が不安ではあるが、直線向くまで後方で、揉まれる心配がないので
結果良いかもしれない。

雨も500万下で経験し、2着に0.3差をつける勝利。
トモが成長しきれていない時期での重馬場での実績、今日の重（予想）は好材料。

まだ5戦しか競馬をしておらず、疲労は無い。
東京コースも経験済み。

しかも血統が良い。

父アグネスタキオンは、言わずとしれたサンデーの仔
父母アグネスフローラは桜花賞優勝馬で優駿牝馬2着。
父祖母アグネスレディーは優駿牝馬優勝馬。

母系に流れる、コマンダーチーフの血はいかにも東京の長距離に適した重厚な
欧州系のスタミナが期待できる。

単勝4倍代の１番人気はいたしかたないか。

※馬単18 全頭流し　￥500×17点

後は、一番人気がコケた場合の穴探しである。

2番人気：レッドアゲート
前走、東京2000ｍで、前々での競馬
直線もしっかり延び、今までの直線勝負の競馬とは、また内容がガラリと変わった。

1番人気に答え重賞を初制覇し、堂々とオークス挑戦となる。

同じ舞台である東京2400も経験済みであるが、500万下で0.7差の惨敗に終わっている。

血統としては、父マンハッタンカフェがいかにも重い。
母父スキャンも、ダート向き血統と言え、スタミナにやや偏った血統と言える。

前走のように前々で競馬をし、重馬場を味方にすれば勝機はあるが
人気なのと、騎手の下手さ加減が信用できないので切る。
あと、関東馬はこない。

3番人気：ソーマジック
関東馬はこない
　　以上

4番人気：トールポピー

桜花賞では1番人気だがレース当日の馬体重は-10キロと大きく減っていた。
伸びあぐね差し届かず8着だった。レース後、角居調教師は「プラス体重で出られると思っていたのに、10キロ減っていた。失敗です。」と調整失敗だったことを語った。
今回、プラス体重が絶対条件。

前3走ともに内容は悪くなく、もっと人気になって良い馬。
血統も母父サンデーに祖父トニービンの血が入る、東京2400ｍを勝ってくれというもの。

馬体重が不明な時点で予想に加える事はできかねるので、本当なら対抗だが、断念。

穴：オディール

かなり不明な馬である。
年明けのチューリップ賞で、少し出遅れながら弱差3着。
桜花賞では、その足を生かせず、直線で伸びを欠き、12着

父：クロフネ は、2006年2才ダート部門のリーディングサイアーとなり
やはり、ダート血統である事を示した。

今日の重馬場で、その血が目覚め、アンカツの鬼追いで3着内に入る事を期待する。

ワイド：17番流し　￥200×17点