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 上のような手牌はかなり好形の一向聴だと思えますが、一体平均何順くらいで聴牌するのでしょうか?3面張が2つもあるので、2,3順もあれば聴牌するのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。

 まず、聴牌するための牌は258萬、258筒の6種22牌です。一方、母集団は手牌の13牌を除いた123牌となります。
 123/22で、5.59になり、5,6順に1回しか聴牌する牌を引かないということになります。予想通りの数字だという人もいれば、予想より順目がかかると思った人もいると思いますが、少なくともすんなり引けるという数字ではないと思います。
 なにしろツモれる回数はほとんどの場合、1局あたり18回より少ないのですから、6順というのはかなり大きい数字だといえます。

 3面張=好形というイメージがあるので、3面張が2つもあるとすぐに聴牌し、あがれると思いがちですが、そんなに簡単に聴牌できるものでもないし、ましてやあがれるものでもないということですね。



 

 上のような手牌の場合
 12345678筒、23456789索、北の17種58牌もの牌で聴牌することになります。つまり、123/58で2.12順に1回有効牌を引くことになり、約2順で聴牌することになります。3面張が2つよりも断然有効牌が多いことがわかりますね。

 しかも、聴牌したときも両面や3面張になる可能性もかなり高いです。つまりは手牌の構成を固定してしまうよりも柔軟に構えられる方がより有効牌が多くなるということです。


 
 

 

 では、上の一向聴の場合は何を切るのがもっとも手広くなるのでしょうか?
 一応、選択肢としては、367萬、6筒、47索といったところでしょうか。それでは、それぞれの有効牌を見ていきたいと思います。

 まず、6筒切りですが、12345678萬、23456789索の16種54牌が有効牌になります。
 4索切り(7索切りでも当然同様)は、12345678萬、345678筒の14種44牌が有効牌になります。
 次に7萬切りの場合ですが、258萬、36筒、47索の7種23牌が有効牌となります。
 最後に3萬切り(6萬切りでも同様)ですが、7萬、345678筒、23456789索の15種46牌が有効牌になります。

 つまり、もっとも有効牌が多いのは6筒切りで、次に3萬切り、4索切り、7萬切りということになります。これからもわかるように3面張を固定させて、一向聴をとるのは他の3通りに比べてかなり分が悪いということがわかります。

  有効牌 有効牌の数
切り
16種54牌
切り
14種44牌
切り 7種23牌
切り
15種46牌
 

 もちろん、ここで言おうとしていることは、何も3面張は良い待ちではないとか、聴牌しにくいということではありません。
 わざわざ言うまでもなく3面張は良い待ちですが、それ以上に良い待ちというのはありえるということを意識する必要があるということです。
 つまり、好形(当然、3面張だけの話ではない)だと思われていたり、思っていたりするものよりも良い待ちはあるということです。
 先入観や固定概念を持っているとそういったものを見逃しやすくなるので、常に何かもっと良い待ちがあるのではないか?と考えることが大事だということです。

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